第3部 その他の一般諾行事 第6節 病気平癒感謝会 (この感謝会は、その家庭において持ち、関係者、友人、知人を招いて行うとよい。) 祈祷 賛美 聖歌 602「きのうもきょうもとわに」 同 461「ながしたまいし」 同 481「ほむべきかな」 聖書 詩篇103篇 1 わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。 2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何ひとつ忘れるな。 3 主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、 4 あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ、 5 あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、わしのように、新しくなる。 6 主はすべてしいたげられている人々のために、正義とさばきを行なわれる。 7 主は、ご自身の道をモーセに、そのみわざをイスラエルの子らに知らされた。 8 主は、あわれみ深く、情け深い。怒るのにおそく、恵み豊かである。 9 主は、絶えず争ってはおられない。いつまでも、怒ってはおられない。 10 私たちの罪にしたがって私たちを扱うことをせず、私たちの咎にしたがって私たちに報いることもない。 11 天が地上はるかに高いように、御恵みは、主を恐れる者の上に大きい。 12 東が西から遠く離れているように、私たちのそむきの罪を私たちから遠く離される。 13 父がその子をあわれむように、主は、ご自分を恐れる者をあわれまれる。 14 主は、私たちの成り立ちを知り、私たちがちりにすぎないことを心に留めておられる。 15 人の日は、草のよう。野の花のように咲く。 16 風がそこを過ぎると、それは、もはやない。その場所すら、それを、知らない。 17 しかし、主の恵みは、とこしえから、とこしえまで、主を恐れる者の上にある。主の義はその子らの子に及び、 18 主の契約を守る者、その戒めを心に留めて、行なう者に及ぶ。 19 主は天にその王座を堅く立て、その王国はすべてを統べ治める。 20 主をほめたたえよ。御使いたちよ。みことばの声に聞き従い、みことばを行なう力ある勇士たちよ。 21 主をほめたたえよ。主のすべての軍勢よ。みこころを行ない、主に仕える者たちよ。 22 主をほめたたえよ。すべて造られたものたちよ。主の治められるすべての所で。わがたましいよ。主をほめたたえよ。 ヘブル人への手紙12章5-13節 そして、あなたがたに向かって子どもに対するように語られたこの勧めを忘れています。「わが子よ。主の懲らしめを軽んじてはならない。主に責められて弱り果ててはならない。主はその愛する者を懲らしめ、受け入れるすべての子に、むちを加えられるからである。」訓練と思って耐え忍びなさい。神はあなたがたを子として扱っておられるのです。父が懲らしめることをしない子がいるでしょうか。もしあなたがたが、だれでも受ける懲らしめを受けていないとすれば、私生子であって、ほんとうの子ではないのです。さらにまた、私たちには肉の父がいて、私たちを懲らしめたのですが、しかも私たちは彼らを敬ったのであれば、なおさらのこと、私たちはすべての霊の父に服従して生きるべきではないでしょうか。なぜなら、肉の父親は、短い期間、自分が良いと思うままに私たちを懲らしめるのですが、霊の父は、私たちの益のため、私たちをご自分の聖さにあずからせようとして、懲らしめるのです。すべての懲らしめは、そのときは喜ばしいものではなく、かえって悲しく思われるものですが、後になると、これによって訓練された人々に平安な義の実を結ばせます。ですから、弱った手と衰えたひざとを、まっすぐにしなさい。また、あなたがたの足のためには、まっすぐな道を作りなさい。足なえの人も関節をはずすことのないため、いやむしろ、いやされるためです。 祈祷 全知全能にして至善至愛の御父よ、私たちは今ここに、大いなる感謝と喜びとをもって御前に集っております。主イエスはご在世当時、病気で悩んでいた多くの人々に対して同情禁じ難く、御手をもってこれをいやし、慰められました。とこしえに変りたもうことのない主が、今もなお信じる私たちに御力をくだして病苦をいやしてくださる深い恵みを感謝いたします。 「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、あなたのいのちを穴から贖い、あなたに、恵みとあわれみとの冠をかぶらせ」とあるように、苦しみ、悩みの時に慰めと励ましを与え、病をいやしてくださって恵みと愛とのうちにおらせてくださることを感謝いたします。 私たちは懲らしめに遭遇することがありますが、その懲らしめは、私たちのたましいを覚醒し、祈りに導き、忍耐と服従を学ぱせて、義の実を結ぶまでに至らせてくださいますので感謝いたします。このようなことを通して与えられる特殊な恵みのあることを教えられて、ますます信仰に信仰を増し加えてください。「苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。私はそれであなたのおきてを学びました」と、詩篇のみことばにあるような信仰を与えてください。かくして、霊肉ともにいよいよ健全になり、新約の祭司、祷告者として常に御前に立たせてください。主イエスの御名によってお祈りいたします。 アーメン。 証詞(いやされた人々のあかし) 勧告 賛美 聖歌 464「罪とがをゆるされ神の子とせられ」 同 608「イエスはわがいのち」 祈祷 主の祈り